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ボーイズリーグ所属 硬式少年野球 世田谷タイガース 公式Webサイト
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全国春季大会 東京都西支部予選 決勝
対戦相手 東京小平ボーイズ
場所 関東村グランド
月日 2008年3月2日(日)
  1 2 3 4 5 6 R    
■東京小平ボーイズ 0 0 2 0 - - 2    
■世田谷タイガース 0 7 5 × - - 12    
バッテリー 本塁打  
小黒-稲毛田 川口、乾 3塁打 村田
 ”スモールベースボール”をこつこつと実践して確実に星を獲っていこう!
今期新チームスローガンとも言えるこれに相反する?結果で見事第38回日本少年野球春季大会への出場権を我がタイガースは獲得した。それでは、大阪行きの切符を決めたその試合を振り返ってみよう。

 じゃんけんに負けて得た後攻めのタイガースはエース小黒がマウンドに。先週、強敵日高アポロズとの練習試合中、好投しながらも軸足に死球を受け本日の先発が危ぶまれたが、一週間で怪我を克服し今日の登板に合わせてきた。
 初回小平の攻撃、簡単に二死後、連打で1・2塁のピンチを招くが、ショート川口凌の軽快なフィールディングで5番打者をセカンドフォースアウトできってとり先制点を与えない。ここ数試合、初回ショートゴロが多く、エラーでの出塁が危険視される中、川口の安定したフィールディングとスローイングはベンチを安心させてくれる。続く裏タイガースの攻撃。先頭打者井上圭は四球と盗塁で3塁まで進み先制点のチャンス!しかし、2番塚原三振、3番乾二ゴロ、4番川口左飛とこのチャンスを生かすことが出来ない。少しだけ嫌な空気がベンチに漂う。両チームとも気分一新で望む2回の攻防。小平は二死から左安で走者を出すも次打者はフルカウントからの低めへ伸びるストライクを見送りこの日3個目の三振、2回打者一巡して3三振と小黒は上々の立ち上がりを見せる。ピンチの後にチャンスあり!好投小黒を援護したいタイガース打線が2回に爆発した。この回先頭の5番太田雄大、6番稲毛田渉が連中安で出塁し、ダブルS後7番村田大地、8番小黒真輝がそれぞれ四球を選び、まず押し出しで先取点を奪うと、9番坂部右京がすかさず左安タイムリーを放ち1点追加。続く1番井上圭が2ボールから2ランスクイズを決めこの回4点目。自らもセーフとなった井上が1塁ベース上でニヤリ・・2番塚原が遊ゴに倒れるも3番乾将太朗が1塁線を破り更に1点追加。駄目押しは、この日もまともに勝負してもらえない感が漂う4番”ポセイドン川口”が甘く入ったストライクボールを見逃さずセンター頭上を大きく越える2本塁打を放ち、この回コールド規定点数”7”を奪い取り試合を決定付ける。しかし、まだ2回を消化したばかり。決勝戦は110分(1時間50分・・決勝戦以外は全て1時間30分)戦う事になるのでまだ勝利の行方はわからない。その事を象徴するかのように、3回小平の攻撃で長打をを含む4安集中打で2点を返されタイガースの前に堂々と立ちはだかる。過去の対戦記憶を引き出しても、明らかに小平の選手も成長を遂げバットが振れている。3回裏タイガースの攻撃。”打って点を獲ってこい!”そう激が飛んだこの回も世田谷バットに火がついた。先頭稲毛田が死球の後、7番村田大地が柔道日本代表でもある持ち前のパワーで左三タイムリーを放つ。続く8番小黒がライト前(ポテン)で左三の村田を還し2点目追加。9番坂部が三振後、1番井上四球、2番塚原犠打で打線をつなぐと、圧巻は3番乾将太朗が左中間を深深と破る三本塁打!急遽、転勤先の大阪から親父が”聖地”関東村までスクランブル応援に駆けつけ熱い視線を送り続けていた中、最大級の親孝行を乾はやってのけた・・2試合連続、しかも大阪行きを誰もものでもない!俺達のものだ!を決定付けたここ2試合2本のホームランは値千金に最大級の親孝行・・と、彼にとって小学野球人生を語る上で至極のものとなったに違いない。点差は10点。こうなるとマウンド上の小黒も調子に乗らない訳にはいかない。3回を終えた時点で球数52球はいつもより少し多い位のペース。4回を0点に抑えれば勝利確定となる状況で、二ゴロ・2連続三振とこの試合最速球を連発し試合を締め、見事タイガースが勝利した。冒頭の、"相反する?”とは、終わってみれば10安打12得点という予想に反して効率のよい打撃結果であったことを指している。
 選手達は、”大阪行き”を決める大事な試合であった事とは裏腹に、緊張感も無く思いっきり普段通りのプレーを示した。どちらかと言えば、我々スタッフや父母の方が余程緊張していたのであろう。試合終了後、”お決まり”の帽子飛ばしで見せた選手達の笑顔は今でも忘れられない。思えば昨年度は決勝戦で三度悔しい結果から泣きじゃくる選手達の顔も未だ脳裏に焼きついている。優勝6回準優勝1回という輝かしい結果を残した2006年度、春秋支部大会と2つの優勝を遂げた2007年度、いずれも後一歩で大阪に行くことは出来なかった。でも2008年度始まったばかりの4・5年生中心タイガースがあっさり大阪行きを決めたのである。様々な理由が存在する中でここまでこれた1番の理由は何か?と考えた時に私が出す答えはこれ  選手のお父さん・お母さん方の惜しみない協力と理解があったからこそだと。野球は9人だけじゃない、控えの選手も含めたベンチ全員?いやそんな簡単なものじゃない。指導そのものを実践することは勿論だが、指導に対してそれを理解し協力を得れること。関係者全員が一丸なってと戦っていることが最大級の理由だと私は感じている。タイガースのお父さん・お母さんこそがここまでこれた最大の理由だと。ただ、雰囲気がいいだけのチームではないということだと。
 
 今日の勝利でタイガース残り1ヶ月間の目標(目的)は定まった。理由もはっきりした。

 2005年夏以来、約2年半ぶりとなる大阪での挑戦。ようやくスタート台に立っただけで戦いはこれから始まる。昭島・小平・青梅を代表して、関東の代表として小学部・世田谷タイガースを存分にアピールできる戦いを選手達に期待したい。そして、少年野球であっても、”全国”を視野に入れて野球が出来事に感謝し、そして誇りをもってボーイズリーグ戦士として思う存分大阪で暴れてもらいたい。
(堀 秀人)